テレビ観ながらスマホ操作の「ながら視聴」は6割超 ―博報堂調べ

博報堂DYメディアパートナーズ・メディア環境研究所が実施した「メディア定点調査2014」で、1日あたりの携帯電話・スマートフォンの接触時間は74.0分となり、パソコンの69.1分を上回ったことが判明した。昨年にも男女10代、女性20代で逆転現象が起きていたが、今年は男性20代・30代、女性30代・40代でも携帯・スマホの接触時間がパソコンを超えた。また、今回から集計を開始したタブレットは18.2%となっている。

接触時間の1位はテレビで156.9分。男女とも年代が高い方が接触時間が長く、男性は60代の202.8分、女性は50代の203.0分が最高。一方、ラジオは男女年代が入り乱れ、女性は60代の61.9分、男性は30代の53.1分の結果になった。また、テレビの視聴時に携帯やスマホ、タブレットを操作する割合は63.0%と半数以上。特に女性10代では日常化しており、約7割がテレビを見ながらSNSでその番組の書き込みをしたり、その内容を読んでいるという。

なお、スマートフォンの所有率は59.1%となり、昨年の45.0%から14ポイント増加した。女性10代は約9割に拡大したほか、女性は10代~30代、男性は10代~40代で7割以上が所有している結果となった。タブレットは20.9%だった。

調査は2014年1月24日~2月6日まで、東京、大阪、愛知、高知の15歳~69歳までの男女を対象に郵送で実施。集計数は2567で、住民基調台帳に基づいたウェイトバックを実施した。

(トラベルボイス編集部)

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