JAL、2014年国際線計画を変更、中部/バンコク線・関空/ロサンゼルス線の新設など拡大で

日本航空(JL)は2014年度国際線路線便数計画を一部変更し、国際線のネットワークと機材大型化を図る。新規路線では、2014年12月20日に中部/バンコク線、2015年3月20日に関西/ロサンゼルス線を開設。それぞれ週7便での運航で、日系航空会社唯一の直行便となる。路線開設は、中部線は約10年ぶり、関空線は約6年ぶりのこと。

中部/バンコク線では以遠をバンコク・エアウェイズ(PG)とコードシェアし、ミャンマーやカンボジアなど13地点にも乗継可能とする。また、関西/ロサンゼルス線の以遠は共同事業パートナーのアメリカン航空(AA)のネットワークでサポートする。

機材変更では旺盛な訪日需要にあわせ、10月1日から成田/台北(桃園)線でB737-800」からB767-300ERに、12月26日から羽田/台北(松山)線をB767-300ERからB777-200ERへと一部を大型化。

一方で、中部/上海線、成田/北京線の一部をB767-300ERからB737-800ERに小型化し、需要の変化に対応する。成田/仁川線は10月26日から週14便を週7便に減便し、機材をB767-300ERに変更。成田/モスクワ線も10月26日から週4便を週3便に減便し、運航効率化を行なう。

また機材変更では快適性向上も図り、「ひとクラス上の最高品質」を掲げるスカイスイート機材にB787-8型機の「SKY SUITE 787」を導入し、成田/フランクフルト線、成田/ニューヨーク線で運航。さらに、羽田/サンフランシスコ線、成田/シドニー線に「SKY SUITE 777」、成田および関西、中部/バンコク線に「SKY SUITE 767」を投入する。これにより、中長距離東南アジア路線とホノルル線のビジネスクラスは、フルフラットまたはシェルフラット座席でのサービスとなる。

【JAL  中部/バンコク線 運航スケジュール】

2014年12月20日~

  • JL737 中部 10時30分発/バンコク 14時50分着(毎日)
  • JL738 バンコク 22時55分発/中部 06時20分着(翌日)(毎日)

【JAL 関西/ロサンゼルス線 運航スケジュール】

2015年3月20日~28日

  • JL060 関西発 15時20分発/ロサンゼルス着 09時20分着(毎日)
  • JL069 ロサンゼルス発 11時20分発/関西着 15時50分着(翌日)(毎日)

2015年3月29日以降

  • JL060 関西発 17時40分発/ロサンゼルス着 12時00分着(毎日)
  • JL069 ロサンゼルス発 14時30分発/関西着 19時00分着(翌日)(毎日)

(トラベルボイス編集部)

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