ユーザーの行動を予測する情報提供アプリ「グーグル・ナウ」が連携アプリ拡充、「じゃらん」や「ナビタイム」など

スマートフォンユーザーの行動を予測して情報提供する行動支援アプリ「Google Now(グーグル・ナウ)」は、2015年4月27日、リクルートライフスタイルの宿泊予約サービス「じゃらん」など新たに10種類の外部アプリとの連携を開始した。

グーグル・ナウは、移動経路やスケジュールなどに合わせて利用者が欲しい情報を欲しいタイミングで、スマホ画面上に「NOWカード」として表示するアプリ。今回新たにグーグル・ナウの「Nowカード」が表示されるようになったアプリは、リクルートライフスタイルが提供する「じゃらん」「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」のほか、「Ameba(アメーバ)」「ウェザーニュースタッチ」「シュフー」「タウンワーク」「ナビタイム」「メルカリ」「ヤフオク!」の10種類。

たとえば「じゃらん」では、予約済みの宿泊施設の電話番号や住所、情報やチェックイン時刻などを「Nowカード」に表示、「ホットペッパーグルメ」では、予約済みの飲食店の情報や人数などの情報をカードとして表示すると同時に、「ホットペッパーグルメ」アプリ内で即時予約が可能な店舗のクーポン情報も提供する。「ホットペッパービューティ」でも予約済みのヘアサロンやネイルサロンの情報や時刻などを配信できるようになった。

さらに、スーパーなどのチラシ情報配信アプリ「シュフー」では、利用者がお気に入りとして登録した店舗に近づいた際に「チラシ」をカードとして配信。乗換案内アプリ「ナビタイム」では、事前に検索したルートや移動時に必要な情報が外出前のタイミングで提供する。表示されるNowカードのイメージは以下のとおり。(左から「じゃらん」「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティ」)


リクルートライフスタイル:報道資料より

今回新たに連携されたサービスは、グーグルがさきごろ発表した「Now サードパーティープラットフォーム」の仕組みを利用したもの。連携された外部アプリは今回発表されたもののほか、料理情報アプリ「クックパッド」、不動産情報「SUUMO(スーモ)」、ニュース配信アプリ「SmartNews(スマートニュース)」などがある。

なお、「グーグル・ナウ」はAndroid4.1を搭載したスマートフォンで利用可能。連携されるそれぞれのアプリも最新版にしておく必要がある。使用方法やアプリでできることの詳細は下記まで。


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