世界のホテル食事代をサンドイッチで比較、世界一高いのはスイス・ジュネーブ、東京は8位 -Hotels.com調べ

Hotels.com は、恒例となった Club Sandwich Index(クラブサンドイッチ指数:CSI)を作成し、世界各地のホテルの食事代を発表した。これは、Hotels.comが2012年より独自に実施している食事料金調査で、クラブサンドイッチが代表的なメニューになることから指標の基準にしている。今年は、CSI2.0バージョンとして、新たにハンバーガーセット、コーヒー、グラスハウスワイン(赤)も指標対象に追加した。

2015年版は、世界の28カ国の840軒以上のホテルが調査対象。今回の CSI調査の平均値は、28ヶ国の首都または主要観光地にある 3〜5つ星ホテル各30軒におい て、宿泊者が実際に上記4つのメニューをオーダーした際に支払う価格(税・サービス料込)から算出している。

調査結果によると、ジュネーブのクラブサンドイッチ平均価格(3,784円)が世界で最も高く、4つのメニューの合計金額でも1万726円で最も高い都市となった。2位はパリで8,982円、3位は香港で8,825円。東京は7,520円(ハンバーガーセット2,788円、コーヒー1,051円、ハウスワイン1,364円、クラブサンドイッチ2,316円)で8位となった。一方、食事代が最も安い都市はコロンビアのボゴタで、1日の食事をホテルで食べた場合の平均価格は3,720円だった。

メニュー別に見ると、クラブサンドイッチの平均価格ではジュネーブに次いで、2位がパリで3,017円。この両都市だけが3,000円を超えた。ローマの平均価格は前年比32%値下がりして1,797円となり、2014年から9つランクダウン。一方、インド・ニューデリーの平均価格は同28%上昇し1.392円となり、2014年から4つランクアップした。世界最安値はメキシコシティの1,209円。

コーヒーの平均価格では、ソウルが最も高く1,202円。以下、東京(1,051円)、北京(950円)、香港(914円)、台北(814円)とトップ5はアジアの都市が占めた。最も安かったのはボゴダの194円。5つ星ホテルに限ると、ロンドン(1,082円)、シンガポール(995円)も高い結果となった。

グラスワイン(赤)で最も高かったのはパリの5つ星ホテルで2,848円。パリの5つ星の価格は、ニューヨーク、ダブリン、シドニー、ベルリンなど19都市のクラブサンドイッチの価格よりも高いことが明らかになった。最もお手軽な都市はマドリードで平均価格は560円。

ハンバーガーセットで最も高かったのはジュネーブで4,676円。最安値のボゴダの1,455円の3倍以上となった。2位はオスロで平均価格3,857円。

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