外務省、ヨーロッパ難民流入で渡航者へ注意喚起、交通機関の混乱や社会不安の一因にも

外務省は2015年9月8日付で、ヨーロッパの一部地域への難民流入に伴う注意喚起を発出した。北アフリカ・中東情勢の不安定化によるヨーロッパへの難民が急増するなか、庇護申請が認められやすい西欧諸国へ移動する途中の鉄道や道路など交通機関等に、混乱が生じているケースがみられるという。

さらに、列車に乗れない難民による抗議活動や、難民同士の小競り合い、各国内に設置された難民キャンプでのトラブルなども発生しており、社会不安の一因になっている。

これらを踏まえ、海外安全ホームページではヨーロッパへの渡航・滞在予定者や滞在者に対して、現地警察など治安機関や交通機関、報道などの最新情報を入手するよう注意を喚起。国境通過時には難民の動きに注意し、難民キャンプなど難民が多く集まる場所には不用意に近づかないように呼びかけている。また、国境通過時にはシェンゲン域内でも必ずパスポートを携帯するよう周知している。

加えて、ヨーロッパ各国が国境での検問を厳格化していることから、車両や列車での移動に従来以上の時間がかかる可能性があるとし、時間に余裕を持つこともアドバイスしている。

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