東京・浅草「うさぎカフェ」、外国人利用者のシェア9割に、きっかけは動画やSNSなど

ウサギと遊べる「うさぎカフェ」を運営するライシーアムジャパンは、東京・浅草の施設「Theme Park With Bunny 浅草店」への来場者全体に対する訪日外国人の割合が9割に達したことを発表した。

同施設の開業は2013年。初年度は全体のうち外国人来場者は3割程度だったのが、オープン3年目で9割まで急増したという。

「Theme Park With Bunny浅草店」は、ビルの6フロアすべてが店舗となっている構造。施設内には複数種類のウサギがいて、実際にふれあって遊んだり、個室を借り切ってウサギと過ごすこともできる。外国人の中には、「ウサギカフェへの来店を目的に日本に来た」と話す人や複数回訪れるも多いという。

来店者の国籍は、オーストラリアが最多で、カナダ、ヨーロッパ各国(特に北欧)、アメリカ、中国、シンガポール、台湾、韓国などと続き、アジア以外からの来店が多いのが特徴だ。

同店によれば、外国人の来店のきっかけは「訪日旅行経験者のクチコミ」が最多とのこと。利用者にヒアリングをしたところ、日本に旅行に行った友人にすすめられたり、SNSや動画サイトを通じて存在を知ることが多いことが判明。その状況を反映し、店舗側もウェブサイトやパンフレット類を多言語化したり、文字を減らして写真で説明できるように工夫、外国人スタッフを採用して接客力を向上するといった対応も行ってきた。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…