米・デンバーの鉄道に新路線、4月から空港/市内間を37分に短縮

米・コロラド州デンバーで2016年4月22日、デンバー国際空港と市中心部のユニオンステーションをつなぐ新路線が開通する。これにより、空港から市中心部まで(約37km/23マイル)の移動時間は37分に短縮。観光地へのアクセスの利便性が高まる。 ※写真は終着駅「ユニオンステーション」。歴史的建造物としても有名だ

新路線は、デンバーの公共交通機関 The Regional Transportation District (RTD) が運行する「University of Colorado Line A」。大きなスーツケースを持つ旅行者や体が不自由な人に配慮して、段差が少ない設計を施した。

空港発の場合、朝5時11分発から午後7時26分発までは15分間隔、それ以外の時間帯は30分間隔で運行される予定。全8駅に乗車する場合の片道運賃は9ドルとなっている。

今回の取り組みは、同社が進める「FASTrack」プログラムの一環。今後はさらに196キロメートル(122マイル)を対象にした通勤・路面電車路線の拡張や、バス路線の拡張、2万台以上の駐車スペース設置などが進められる計画だ。

新路線のルートは以下のとおり。

路線図 © The Regional Transportation District

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…