外務省、フランス大統領選挙で渡航者に注意喚起、投票所や集会は避ける行動を呼びかけ

(AP通信)

外務省は2017年4月20日、フランスで23日から実施される大統領選挙に伴う注意喚起を発出した。マルセイユ市では4月18日にテロ計画の容疑でフランス国籍の男性2名を逮捕。テロ計画は4月23日の第1回投票日前日を狙った内容だったとしている。また、20日にはパリ中心部のシャンゼリゼ通りで、警察官が自動小銃で襲撃される事件(写真)が発生している。

今回の大統領選は、4月23日の第1回投票日が予定されており、そこで過半数を獲得する候補がいなかった場合は5月7日に第2回目の投票を実施。その後5月中に新大統領就任式が催される見通し。投票時間は8時から20時まで(一部の都市は18時まで)。

外務省ではこの状況を受け、フランスへの渡航者と滞在者に向け、投票所やその周辺、候補者の演説や関連集会、選挙事務所付近には不必要に近づかないよう注意を促している。

また、滞在が3ヵ月未満の渡航者は外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録を、3ヵ月以上の滞在者は「在留届」の提出をおこなうことで、連絡先を外務省に登録してほしいとしている。

なお、テロや誘拐に関する対策については、以下のページでも情報を提供している。

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