KDDIとコロプラが旅行者行動レポートを発売、滞在者ヒートマップや人気周遊ルート分析など【画像】

スマホの位置情報を使ったビッグデータ分析サービス「Location Trends」を提供するKDDIとコロプラは、新たにワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と共同で「インバウンド動態調査レポート」の提供を開始する。

Wi2が訪日外国人向けに提供する国内20万か所以上のWi-Fiスポットへの接続や情報配信をおこなうアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」から得るGPS位置情報ビッグデータを活用し、「Location Trends」のレポートをセットで提供するもの。これにより、旅行・観光関連事業者や自治体は、日本人観光客と外国人観光客の行動傾向をワンストップで把握できるようになる。

両者の担当分野と協働体制は以下のとおり。

コロプラ:報道資料より

両レポートの分析項目としては、発地別の来訪者分析、宿泊・日帰り別の旅程分析、市区町村ごとの立ち寄り者数分析、主要交通手段分析などのほか、観光スポットごとの時間帯別流入出数や人気周遊ルートランキングなども算出。

アウトプットの表現も多用で、例えば観光スポットの属性相関図や観光スポット来訪者の宿泊転換図なども出力可能だ。以下は、出力内容の一例だ。

▼位置情報ビッグデータをもとにした潜在観光スポットの洗い出し地図(提供:愛知県東三河総局)

コロプラ:報道資料より

▼観光スポットの属性相関図(提供:岐阜県)

コロプラ:報道資料より

▼抽出された観光スポットの人気周遊ルートランキング(提供:兵庫県豊岡市)

コロプラ:報道資料より

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