旅の思い出を動画再生する「AR年賀状」が登場、ロボットが画像をAR(拡張現実)加工、松江市で日本ユニシスらが実証実験

発表資料より

日本ユニシスと島根県松江市、日本郵便中国支社は、松江市の観光スポットである松江歴史館でAR(拡張現実)付きの“動く”年賀状を作成する「AR年賀状サービス」の実証実験を開始する。

コミュニケーションロボットの「Sota(ソータ)」が、その場で撮影した写真や動画をAR加工し、その画像を印刷した年賀状をその場で販売する。ARマーカーでもあるその画像を、日本ユニシスのARアプリ「タメスコ」を入れたスマートフォンでかざすと、動画が再生される仕組みだ。ロボットを活用してAR付きの動く年賀状を作成し、販売するサービスは世界で初めて。

実証実験は2017年12月15日~2018年1月3日まで実施。観光地で同サービスを提供することで、地域活性化の促進とともに、ハガキを送付した人に観光地の良さを効果的に訴求していく。実証実験を踏まえ、松江市の新しいピーアール手法として同博物館への常設や、他の施設、イベントへの流用も検討していく。

発表資料より
発表資料より

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