【年頭挨拶】ヤフー執行役員 小澤隆生氏 ―会員向け優遇施策や「一休.com」とのシステム統合をさらに推進

ヤフーでトラベル事業を含むeコマースを統括する執行役員ショッピングカンパニー長の小澤隆生氏が、2018年を迎えるにあたって年頭挨拶を発表した。

同社は2018年も「Yahoo!トラベル」を通じた「Yahoo!プレミアム」会員向け優遇施策を強化する方針。また、「Yahoo!トラベル」の機能拡充策の一環として、「一休.com」とのシステム統合をさらに進めることで、旅行者と施設の双方に最大限のメリットを提供していきたいとしている。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は「Yahoo!トラベル」および「一休.com」ともに宿泊施設様からの多大なるご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

本年も引き続き、国内最大級の集客力を誇るYahoo! JAPANからの集客力を最大限活用し、「Yahoo!トラベル」「一休.com」を通じた宿泊施設様への送客力の最大化に邁進してまいりたいと思います。

とりわけ昨年より展開しております、「Yahoo!トラベル」における「Yahoo!プレミアム」会員へのポイント、会員限定プランなどの優遇施策について、本年もさらに強化していく予定でおります。

昨年6月に、ソフトバンクグループとのシナジーの一環として、「Yahoo!プレミアム」会員の特典をソフトバンクのスマートフォンユーザーに全開放いたしました。これにより、ソフトバンクのスマートフォンユーザーであればどなたでも無料で特典を利用できるようになりました。会員特典には、テレビコマーシャルなどで認知度が上がっている「Yahoo!ショッピング」に加え、「Yahoo!トラベル」のヤフープランを中心とした限定プランも含まれております。宿泊施設様は、1800万人の規模を誇る会員組織に注力した施策を打つことも可能となっています。

あわせまして、「Yahoo!トラベル」自体の機能拡充を引き続きしっかりとおこなってまいります。「一休.com」とのシステム統合をさらに推進し、いままで一部実装できていなかったクーポン機能の提供など、施設様宿泊者様双方にメリットのある改善を全力で実施いたします。

以上の施策によりまして、ヤフーグループは宿泊施設様と一体になりながら、国内旅行宿泊市場をますます活性化させていきたいと考えております。

本年も皆様のご支援・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ヤフー株式会社


執行役員 ショッピングカンパニー長
小澤隆生

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…