楽天と「ぐるなび」が資本提携、ポイント統合や広告販売の協業などで、9.6%の株式譲渡

楽天は2018年7月27日の取締役会にて、「ぐるなび」との業務提携を決議した。ぐるなび代表取締役会長の滝久雄氏が保有するぐるなび株式の一部を、市場外の相対取引により譲り受けるもの。譲渡は8月22日を予定。譲渡後、楽天は、ぐるなびの発行済み株式数の9.6%を所有。楽天が指名する1名をぐるなびの役員候補とすることでも合意している。

今回の資本業務提携により、両社はまず、飲食予約サービス分野の提携強化を促進。ぐるなびが消費者の利便性向上や飲食店対応を充実する一方で、楽天はオフラインサービスである飲食店への「楽天エコシステム(経済圏)」構築を拡大する方針としている。また、両社の取り組みを通じた相乗効果を活かせる多分野での事業拡大も検討していく。

具体的な提携内容としては、(1)ぐるなび会員およびぐるなびポイントの、楽天会員および楽天スーパーポイントへの段階的統合、(2)楽天ユーザーに対するぐるなびのネット予約の利用促進、(3)双方のサイトの広告枠販売での協業、(4)ぐるなび加盟飲食店における決済方法として、楽天カードや楽天ペイのPR展開、(5)両社サービスに関する顧客や加盟店への販売促進など、の5点を提示。また、双方のブランドや蓄積するデータを活用した協業や、相互の商材の販売促進なども進めていく考えを示している。

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