岡山県、豪雨による観光客減少で需要喚起の宿泊クーポン発行へ、観光損失が約24億円に

岡山県は平成30年7月豪雨災害に伴い、8月と9月の観光需要の喚起を目的に県独自の宿泊クーポンを発行する。

岡山県によると、人気の観光地である倉敷美観地区や岡山後楽園などには、豪雨災害の直接的な影響はなかった。しかし、これらの地域の観光客も大幅に減少し、旅館・ホテルのキャンセル数は10万人、観光消費への影響額は約24億円と推計する。そこで厳しい状況にある観光産業の現状を踏まえ、国の復興対策に先立ち、独自クーポンで夏期の需要期の取り込みを図る考えだ。

宿泊クーポンは、楽天トラベルとじゃらんで発行。大人2人以上、宿泊費が合計1万円以上の場合に、期間中1回のみの利用で適用する。割引額は1回あたり5000円。各サイト1000枚、合計2000枚を発行する。


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