近鉄グループ、三重県で観光型「志摩MaaS」構築へ、観光地を結ぶ移動の利便性向上や着地型旅行商品づくりで

近鉄グループホールディングスと三重県志摩市はこのほど「志摩MaaSにかかる連携協定」を締結した。伊勢志摩エリアの志摩地域において、観光型MaaS「志摩MaaS」構築を目指すもの。近鉄の特急停車駅(鵜方駅、賢島駅)と周辺観光地を結ぶ二次交通の利便性向上に加え、新たな着地型旅行商品の造成にもつなげる。

2019年10月からと2020年1月からの2回に分けて、近鉄グループのほか、三重交通、志摩マリンレジャー、三重近鉄タクシー、近鉄・都ホテルズ、近鉄レジャーサービス、KNT-CTホールディングス、和栄タクシー(予定)らが参加して実証実験を計画。

交通手段の検索・予約・決済、定額制など料金体系に関する実証、着地型旅行商品の造成を対象とするMaaS環境とアプリを構築。また、デマンドバスや相乗りタクシー、デマンド英虞湾マリンタクシーなどの新型輸送サービスも検討する。

アプリの画面イメージ:報道資料より報道資料より

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