観光庁、「ナイトタイムエコノミー」推進へ事例と課題をとりまとめ、観光の新コンテンツ開拓で

観光庁は先ごろ「ナイトタイムエコノミー推進に向けたナレッジ集」を公開した。旅行スタイルや需要の多様化などを背景に、消費機会の拡大につながる新観光コンテンツを開拓する「最先端観光コンテンツ インキュベーター事業」の一環としてとりまとめたもの。

ナイトタイムエコノミーとは、夜間の時間におこなわれる様々な活動を通じて地域の文化創生や発展、国内外の人々への魅力訴求、消費拡大などにつなげる考え方。今回のナレッジ集では、観光分野でナイトタイムエコノミ―推進を検討する自治体やDMO、民間事業者などに向けて具体的な課題の整理や事例などを提供する。

資料は、(1)「ナイトタイムエコノミ―」とは、(2)ナイトタイムエコノミー推進に向けた方策、の2つのテーマで構成。ロンドンやニューヨークなど、海外での経済規模や取り組み事例、人気コンテンツなどを紹介。推進に向けた方策では、「場の整備」「交通アクセス」「プロモーション」「夜間統計の整備」といった7つの課題を提示し、それぞれの解決策や具体策を説明している。

なお、同事業では、ナイトタイムエコノミーのほか、お祭り、美容体験型観光、地域の自然体験型観光、最先端ICT(VR、ARなど)といった複数テーマでナレッジをとりまとめている。

ナイトタイムエコノミー推進に向けたナレッジ集(PDFファイル、41ページ)ナレッジ集 参考資料(国内外事例集、PDFファイル、36ページ)最先端観光コンテンツインキュベーター事業

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