海外旅行で「現金を使えなかった」経験者は16%、スマホ決済アプリは「登録が面倒」「サービスが多すぎ」の声も

旅行プラットフォーム「エアトリ」が実施した「キャッシュレス化」に関する調査で、回答者の32.8%が日本での支払い方法が「ほぼキャッシュレス」になっていると回答した。この調査は、消費増税前に実施されたもの。キャッシュレス支払いのポイント還元が始まる前の段階でも、現金支払いからキャッシュレスへの移行を志向する人は14.0%、キャッシュレス化への推進には「どちらかといえば賛成」を含め52.4%が「賛成」の意を示しており、日本でもキャッシュレス化が進行していることがうかがえる結果となった。

海外旅行で現金で購入できなかった経験があるとの回答は15.8%。現金が使えなかった経験をした国では、アメリカと中国がそれぞれ回答者の2割を占めた。また、キャッシュレス決済となっていた場所では、1位レストラン(19.9%)、2位カフェ(19.2%)がそれぞれ2割近くと多く、次いで空港内、公共交通機関(同15.8%)、ホテル(14.4%)、スーパー(10.3%)と、旅行者が利用することが多い場所でもキャッシュレス対応が進んでいることがうかがえた。

発表資料より

ただし、キャッシュレス決済の方法で使用する手段はクレジットカードが95.9%と圧倒的。電子マネー・プリペイドカードも57.3%と半数を超えたが、スマホ決済アプリは21.3%で2割強にとどまった。また、「現金払いがメイン」と回答した人の理由では、「お金を使いすぎてしまいそう」(45.2%)に次いで、「現金を使っていて困ったことがない」と「システムに対する不安がある」(42.9%)が多かった。さらに、「登録が面倒」(28.2%)、「サービスが多すぎて選べない」(21.5%)なども、現金払いを続ける理由となっている。消費増税による政府のポイント還元で、こうした手段も徐々に変化が起きるかもしれない。

調査は2019年8月13日~16日まで、20~70代男女942名を対象に実施した。

発表資料より

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