世界の航空座席供給量の増加が顕著に、6月第1週は前週比で16%増、とくに中国国内とヨーロッパが活発

航空データを提供するOAG社によると、6月に入り、世界の航空座席供給量の回復が強くなってきた。6月第1週では、26万7000便が追加され、総便数は前週よりも16%増。定期用座席数も前週から570万席増加した。ただ、前年と比較するとまだ66%ほどにとどまっている。

需要を見ると、中国国内市場とヨーロッパ、特にイタリアで検索と予約が活発化を見せている。

供給では、南アジアと南米以外の市場で増加傾向。中東と中米では前週比で倍増している。中東では、サウジアラビアが国境閉鎖を解除し、28社がおよそ29万席の供給を再開する。

6月第1週の北東アジアの座席供給量は、1月と比較すると37%減と低い状況だが、前週比では8.1%増となっている。他の地域でも、1月と比べると依然として大きなマイナスだが、前週比では北米では16%増、西ヨーロッパも40%増など回復傾向が顕著になってきた。

報道資料より国別の座席供給量を見ると、サウジアラビアとポーランドが前週のゼロから運航を再開。このほか、カタールが前週比で432.2%増、トルコが同360%増、フィリピンが同252.4%増、メキシコが同158.8%増、タイが同93.5%増などとなっている。

航空会社別で見ると、中国東方航空、中国南方航空、中国国際航空、アメリカン航空、デルタ航空などが前週よりも供給量を増やしている一方で、ANAは依然として4.0%減、1月比では22%減となっている。

報道資料より

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