スイス政府観光局、観光施設の再開へ安全の新基準ラベルを開始、15日にはEU諸国と英国との国境も開放へ

スイス政府観光局が、同国における新型コロナウイルスの感染拡大防止のため4月末から段階的に解除してきた観光での制限についてとりまとめ発表した。6月6日には宿泊施設、スパ・ウェルネス施設、山岳交通、公共交通、観光展望列車、ミュージアムなどの観光施設が再開し、300人までのイベント開催も可能となった。

また、6月15日から隣国のドイツ、オーストリア、フランスをはじめ、英国を含むすべてのEU/EFTA諸国との国境が開放される。

観光施設の再開に合わせて、スイス政府観光局は、スイス観光業界と協働して、観光サービスの衛生と安全の新基準として「クリーン&セーフ」ラベルのプロジェクトを開始。宿泊、飲食、ウェルネス、セミナー、山岳交通、公共交通機関、旅客船、観光サービスの8分野で、安全ガイドラインを実施ていることを示すラベルを用意し、安心して旅行ができる環境を整える。

なお、スイス政府観光局は日本の旅行業界向けに、現地最新情報を提供するオンラインセミナーを6月25日の15:00~17:00に開催する。

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