JR東日本、震災から10年の節目に東北キャンペーン、東北6県で6か月間、特別列車や企画乗車券発売へ

東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2021年4月から「東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)」を実施すると発表した。今年は東日本大震災から10年目の節目を迎えることもあり、東北の観光振興に向けた取り組みを強化する。開催期間は4月1日から9月30日。東北6県で6カ月にわたり開催するのは初めて。

東北DCのオープニングとして、団体専用列車「東北DC復興号」を4月3日に東京駅から新青森駅、秋田駅まで運行する。「巡るたび、出会う旅。東北」と銘打ち、Jヴィレッジ、女川、釜石、宮古など、沿岸部の復興の様子を訪ねる6泊7日の商品も企画する。このほか、50歳以上を対象とした「大人の休日倶楽部パス」やJR東日本の公式サイト「えきねっと」会員限定の特別企画乗車券を発売し、東北への旅行促進を図る。

また、2月10~28日には、「大人の休日倶楽部」のメインキャラクターを務める吉永小百合さんがこの10年間に訪れた東北各地の映像を集めた「東北総集篇」のテレビCMを放映。震災から復興する東北の姿を伝える。

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