米著名旅行誌「トラベル+レジャー」誌の親会社、日本市場でタイムシェア販売を強化

世界最大級のバケーションオーナーシップ企業ウィンダム・デスティネーションズの日本法人ウィンダム・デスティネーションズ・ジャパン社(WDJ)は、 同社グループとして初となる日本でのタイムシェア販売を開始した。

ウィンダム・デスティネーションズは、2019年7月末に現WDJ(当時リゾートフロンティア社)を買収。2019年11月にウィンダム・デスティネーションズ・ジャパン社に商号を変更していた。

ウィンダム・デスティネーションズは2021年1月、米著名旅行誌「トラベル+レジャー(Travel + Leisure)」を1億ドルで買収。社名をトラベル+レジャー・カンパニー(Travel + Leisure Co.)に変更し、Travel+Leisure Groupとしてオンラインおよびサブスクリプションの旅行サービス提供するとしている。2月からは同事業のコンテンツを活かしたオンライン旅行サイト、「ブックT&L(BookTandL.com)」のプレビュー版を公開。また、同社は同時に米ニューヨーク証券取引所に株式を上場した。

WDJが日本市場で展開する「イノベーティブ・ホリデー・クラブ・バイ・クラブ・ウィンダム(IHC by Club Wyndham) 」は、 20年の期間満了時にクラブ資産を売却した純利益がメンバー間で分配される受益権付きというシステムを提供。また、柔軟な休会制度でメンバーシップの有効活用が可能とするという。 

同社では、従来のタイムシェア購入中心層であるファミリー層のみならず、 ミレニアル世代への販売も強化していく方針を示している。

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