通訳案内士の新たな団体が発足、全国から7団体が集結、通訳ガイド支援や試験のデジタル化など国に要望

全国の通訳ガイド団体で構成される「日本通訳案内士団体連合会 (通団連)」が発足した。通訳案内士の地位の保全・向上、問題や課題の分析および解決、通訳ガイド業界の発展、観光立国および国際親善への寄与を目的として設立。現在のところ正会員は7団体。今後、20団体の参加を目指す。

設立に合わせて、通団連はコロナ禍で大きな影響を受けている通訳ガイドへの支援を求める要望書を国に提出した。

具体的には、通訳案内士業務の復活に向けた給付金の再支給あるいは特別給付金の支給を要望。また、全国通訳案内士の試験について、受験機会の拡充、試験のデジダル化、試験内容の適正化、公費負担を求めた。

さらに、全国通訳案内士の学習機会の支援として、講師の謝金や宿泊・交通費、バス・会議室のレンタル費用、学習用動画作成費などで助成制度の創設も要望した。

このほか、コロナ禍で外国人対応に精通した従業員が大幅に減少していることから、観光事業者への支援も求めた。

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