ボーイング社、「空飛ぶクルマ」で大型出資、来年にも大量生産体制、5年以内の実用化を目指す

電動航空機メーカー「Wisk (ウィスク)」が、米航空機メーカーのボーイング社から4億5000万ドル(約513億円)の資金を調達した。この資金を活用し、第6世代の電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発を進め、認証を受けたうえで、来年にも大量生産体制に入り、今後5年以内の実用化を目指す。

ウィスクが開発を進めるAAM(Advanced Air Mobility)eVTOLは、米国で初めて認証を受ける自律型電動航空機になる見込み。ウィスクとボーイングは10年にわたってAAMの開発をリード。これまで1500回以上のテスト飛行を重ねてきた。

実用化されれば、通勤など都市内移動で利用される予定。ウィスクでは、全米20都市で年間1400万回のフライトを見込んでいる。また、完全電動化で二酸化炭素排出もないため環境に配慮した航空機としても期待されている。

※ドル円換算は1ドル114円でトラベルボイス編集部が算出

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