平日の結婚式場を訪日客向けレストランに、ブライダル大手と富裕層向け旅行会社がタッグ、寿司ビュッフェなど企画

ブライダル大手のノバレーゼ社はこのほど、訪日富裕層の誘客で旅行会社のBOJ社と業務提携した。結婚式のない平日の式場を訪日客向けにレストランとして活用。寿司ビュッフェや鏡開き、三味線演奏などを企画する。全国にある婚礼施設の稼働率を高め、売上高向上を目指す。

インバウンド向けに開放するのは、全国27府県の結婚式場34会場。180度オーシャンビューの沖縄や宮崎、湘南、近代美術館のようなデザインの京都や広島、歴史的建造物を再生した大阪や兵庫、金沢など、訪日観光客好みの施設を取りそろえる。BOJ社は欧米富裕層を中心に年間2万人の取り扱いがあり、BOJの団体ツアーやインセンティブツアーをメインターゲットに誘客を図る。

ノバレーゼ代表取締役社長の荻野洋基氏は「ユニークな会場やロケーションを活かし、日本伝統文化の体験をインバウンドにも発信したい」などとコメント。BOJ社代表取締役の野口貴裕氏は「今回の提携により、日本の豊かな歴史と美食を同時に楽しむことが可能になる」と述べている。

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