長野県・信州上田観光協会、公式サイトで地域OTAモデルを推進、トリプラの宿泊予約システムを導入

宿泊施設向けITソリューションを提供するtripla(トリプラ)は、長野県の信州上田観光協会が運営する公式サイト「うえだトリップなび」に、宿泊予約システム「tripla Book」を導入したと発表した。これにより、同サイトを訪れたユーザーは、観光情報の閲覧に加えて、宿泊予約から決済までをワンストップで完結できるようになった。

「うえだトリップなび」では、これまで観光情報サイトと予約サイトが分離されていたため、宿泊施設の集客につながらず、予約情報も地域に蓄積されなかったことから、効果的なプロモーションやデータを活用した戦略づくりができない状況だった。

また、エリア全体としてインバウンドの受入れ環境が未整備で、周辺の宿泊施設135施設のうち、英語サイト保有率は30%、海外OTAへの参画率は8%にとどまっている。

こうした状況を改善するため、予約システムの機能だけでなく、マーケティングツールとしても活用可能なtripla Bookを導入。公式サイト内での宿泊予約と顧客データの活用を可能とし、エリア全体への送客力強化につなげる。

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