楽天トラベル、夏休みの国内予約が30%増、日数増加や富士山効果も

楽天トラベルは、夏休み期間(2013年7月19日から8月31日)の旅行動向を調査し、同社の予約状況とともに発表した。
旅行動向については、同社会員へのアンケートによると(回収数501サンプル)、旅行日数の平均は2.74泊となり、昨年比で0.12日の増加。昨年の同社調査では1泊2日と回答する短期傾向があったが、今年は2泊3日が最も多く、夏休み期間中の旅行日数が増えているという。
また、1人あたりの旅行予算に関するアンケートでは、約35%のユーザーが「5万円以上」と回答、昨年に比べて旅行の予算が増えたとの回答は約25%と、今年の夏休みは、高単価で長期化の傾向だった。

楽天トラベルの予約状況については、国内宿泊が前年比31.7%増と大幅に増加。エリア別にみると、世界遺産登録が正式決定した富士山は、静岡県富士・富士宮周辺が前年比+74.2%、出雲大社の遷宮で話題の島根県は85.6%増、NHK大河ドラマで注目を集める福島県が85.6%増など各地で大幅な増加が見られた。楽天トラベルの国内ダイナミックパッケージはANA楽パック、JAL楽パックをあわせて前年比22.2%増となっており、国内宿泊とともに大幅な増加をみせている。

また、同社はユーザーの旅行予約のデバイスが変化しているついても注目。期間中、スマートフォンを使うユーザーが前年比158.1%増で、特に50代以上の女性は昨年比で3倍以上と驚異的な伸びを示したという。

参考>>> 楽天トラベル、夏休みの海外予約で東南アジア、ハワイが好調

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