楽天トラベル、乗合バスの路線網拡大へ、新制度に対応

楽天トラベルは、全国の高速乗合バス会社に基幹システムを提供している会社と提携、2013年10月18日から乗合バスの路線網を拡大した。これは、株式会社工房とのシステム連携により、新たに東京/大阪、東京/仙台、大阪/福岡、大阪/松山の4つの路線を追加したもの。取り扱い路線は334路線となった。今後は販売路線を順次拡大し、2014年3月には日本で最大の取り扱い路線数となる約650路線に拡大させる。

バス利用のオンライン販売を巡っては、高速ツアーバスが手ごろな価格で利用できることが注目され急成長を遂げたものの、2012年4月に起きた関越自動車道での事故を受け、国土交通省が安全確保のために厳格な制度設計が必要と判断。2013年8月1日に制度改正が行われ、高速ツアーバスと高速乗合バスが新たな「乗合バス」に一本化、バス・旅行業界は新たな環境への対応を迫られている。楽天トラベルでは、「新しい環境に迅速に対応するとともに、より探しやすい・選びやすい・予約しやすいを目指し、取り扱い路線の拡大とサービスの向上を図っていく」としている。


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