クリスマスの過ごし方、過半数が「自宅で家族とゆっくり」、憧れは「北欧」

JTB は、アンケートサイト「たびQ」で、「今年のクリスマスの過ごし方は?」と題したウェブアンケートを実施した。その結果によると、今年のクリスマスは「自宅で家族とゆっくり過ごす」が過半数に。一方、将来「一度は叶えてみたい」クリスマスの過ごし方は「国内外の旅行や外出先でクリスマスを過ごしてみたい」が 8 割以上という結果になった。クリスマスを過ごしたい場所は、雪やイルミネーションが大きな要素となり、国内では「北海道」、海外ではサンタクロースをイメージする「北欧」が1位。次いで常夏のハワイが人気となった。


▼クリスマスは「自宅で家族とゆっくり」が51%

今年のクリスマス期間2013年のクリスマス・イヴ(12月24日(火))とクリスマス(12月25日(水))は平日であることなどから、「自宅で家族とゆっくり過ごす」(51%)という回答が最も多く、「ホームパーティーをする」(4%)など、身近な場所でクリスマスを楽しく過ごすという人が多い結果となった。「仕事なので予定をみながら考える」(30代・男性/40代・女性)など、日並びも理由の一つになっているようだ。
また、およそ 6 割以上の人が「家族と過ごす」(63%)という結果に。次に「恋人・夫婦で過ごす」(19%)のほか、「ペットと過ごす」(40 代.50 代・女性/40 代・男性)などの意見も寄せられた。

▼クリスマスを過ごしてみたい場所、国内は「北海道」、海外は「北欧」

国内で、クリスマスを過ごしてみたい場所は、「北海道」(44%)、関東(22%)が全体の6割以上と多い結果となった。クリスマスを楽しむ大きな要素はやはり「ホワイトクリスマス」と「イルミネーション」。「クリスマスイルミネーションの期間で雪も降り これぞクリスマスという気分を味わいました」(40 代・女性)、「大通り公園でイルミネーションで光り輝いていた時に雪がちらつき、まさに「ホワイトクリスマス」で幻想的でロマンチックな光景を見たこと」(50 代・男性)。「雪とイルミネーションがクリスマス気分を一層高める」といった意見が数多く挙げられた。

海外で、クリスマスを過ごしてみたい場所は「北欧(フィンランド・ノルウェーなど)」(35%)がトップに。次いで「ハワイ」(15%)、「ドイツ」(14%)、「アメリカ・カナダ」(8%)、「フランス」(8%)の順。理由としては、「サンタクロースの本場だから」(30 代・女性)、「サンタクロース村に行きたい」(20 代・女性)など、サンタクロースからクリスマスを連想する意見が多くあった。また「雪とオーロラを見たい」(20 代・30 代・40 代・50 代・60 代・男性/女性)などの意見も多数あった。

「ドイツ」は「クリスマスマーケットに行きたい」(30 代・女性)、「クリスマスグッズが色々小物から大物まで専門店が沢山あり、すてきなお店と街だったので」(40 台・男性)などクリスマス・マーケットやグッズの充実しているとの意見が多数挙げられ、全体的に様々なクリスマスの過ごし方に対する意見が寄せられた。


一方、「ハワイ」の人気も高く、「ホワイトクリスマスも良いが、海でのクリスマスも過ごしてみたい」(50代・女性)、「南国のクリスマスへの憧れ」(40 代・男性)など寒い日本より常夏のクリスマスを体験してみたい意見が複数寄せられた。


▼あこがれの「海外でクリスマス」

一度は叶えてみたいクリスマスの過ごし方では、「海外の旅先でクリスマスを過ごす」が約 30%で1位の結果に。「ロックフェラービルの前がアイススケート場になりツリーが飾られる風景をテレビでよく見る。一度ニューヨークに行ってみたい」(40 代・男性)、「雑誌で見たクリスマスのイルミネーションで飾られたシャンゼリゼ通りを歩いてみたい」(30 代・女性)などテレビや雑誌の特集などで海外でのクリスマス風景を見て憧れを抱く意見が多かった。豪華客船でのディナークルーズや高級なホテル・旅館・レストランなどクリスマスは、ロケーションの良い場所でゆっくりと美味しい食事を食べたい嗜好が強い結果となった。

なお、この調査は20代から70代の男女、 2994名から回答を得たもの。実施期間は2013 年 11 月 7 日~14 日。


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