観光庁と文化庁の包括的連携で初の取組み、関西メガセールと連動で伝統芸能

観光庁と文化庁の最初の包括的連携として、関西国際空港で伝統芸能の公演が行われる。これは、ビジット・ジャパン地方連携事業「関西メガセール」のキックオフイベントの一つとして行われるもの。2013年12 月14 日午後12 時頃から、関空第1ターミナル1Fで「乙女文楽のミニ公演と文楽人形の解説」が行われる。通常の文楽が3人で一体の人形を操るのに対し、乙女文楽は女性が一人で人形を操るのが特徴だ。

この取組は、2013年11月20日に観光庁と文化庁と包括的連携協定(以下「協定」という。)を結んで以来初めて実現する連携事例。協定では、「当面の連携・協力の観点」として、7つの項目を挙げているが、そのうちのひとつである「主要国際空港(成田・羽田・中部・関西)における伝統工芸品の展示や伝統芸能の公演」。

なお、「関西メガセール」は、観光庁・一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会がオールジャパン体制で取り組む「ジャパン・ショッピング・フェスティバル」と連動し、「JAPAN SHOPPING FESTIVAL in KANSAI ~関西メガセール」として実施するもの。日本全体での取り組みとの連携を図ることにより、国内外への発信力を強めたい考えだ。

平成 25年 12 月 14 日(土曜日)から平成 26 年 2 月 28 日(金曜日)までの 77 日間、冬のバーゲンが行われる期間に合わせて、バーゲンやイベント、お買い物特典などのショッピング情報を海外に積極的に発信することで、ショッピングを契機とした訪日旅行促進を目指している。

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