成田空港、国際線乗継客向けサービス強化、4割がトランジットラウンジ希望で

成田国際空港は2014年4月から、主に海外からの国際線乗継客を対象にした新しい「おもてなし」プログラムを実施する。昨年10月~12月に実施した第1弾の「おもてなし」プログラムの結果を踏まえ、内容を強化したもの。

第1弾では1456名が参加し、アンケートでは回答者の約4割がトランジットラウンジの設置、約2割がトランジットツアーの開催、約1割がホテルを希望した。また、トランジットツアーは約6割が、設定があれば参加の意向があるほか、ラウンジ利用は安価な料金設定を希望している。

そこで、既存のトラベラーズラウンジとシャワールームについて、2015年3月31日までの1年間、利用料金を半額とするクーポン券を、国際線から国際線に乗り継ぐ旅客に配布。さらに第2ターミナルには2015年4月オープン予定で新たなラウンジスペースを設置するほか、第1ターミナルには2014年秋ごろにラウンジスペースの拡張を予定する。

このほか、日本文化紹介イベントも年間を通して実施。まずは4月~6月については、カナダ人作者による浮世絵百人一首の特別展示を開催。また、銭湯背景画の公開制作や空手エクササイズ、けん玉パフォーマンス、紙芝居など新しい趣向のイベントも取り入れていく。

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