旅工房、女性の働き方を支援する「ワークライフバランス制度」導入

旅行会社の旅工房は、このほど社内に「ワークライフバランス制度」を導入した。これは、女性社員が働きやすい環境づくりを目指すもので、女性社員が働き方を選択できるようにしたもの。女性の出産休暇から子どもが小学校を卒業するまで、勤務体系を選択できるようにした。

旅工房によると、同社は社員全体の約70%が女性。また、女性管理職の割合は41%で4名の執行役員のうち2名は女性がつとめているという。今回の制度導入で、同社は強みであるトラベル・コンシェルジュが長く働ける環境を整える。

新制度では、フルタイム型とパートタイム型の2種類の勤務形態を設定。フルタイム型では、働き方を変えずに育児と仕事を両立するために、1時間単位で取得可能な保育休暇が年間40時間付与される。勤務時間が長くなる統括マネージャー以上の場合は、子どもが未就学時には月額5万円、就学後は月額3万円の保育手当を支給する。一方、パートタイム型では、10時〜15時をコアタイムとして勤務し、1日8時間を限度に時給で勤務できるようにした。

この制度を利用できる社員は、勤続3年目以降で雇用期間の定めのない正規雇用社員。フルタイム型、パートタイム型のいずれも、社会保険、有給、ボーナス支給の対象となる。

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