ホテルのSNS活用法、宿泊者が撮影した画像で体験を共有 -スターウッド

このほど開催された「WIT Japan2014」には、OTA(オンライン・トラベル・エージェント)など世界のオンライン旅行のリーダーが集結。テーマに沿った活発な議論が繰り広げられ、また各社から旅行・宿泊・移動をオンラインで販売するヒントとなる事例が示された。今回は、日本スターウッド・ホテルからマーケティングマネージャーの櫻井義大氏が紹介したスターウッド・ホテル&リゾートのSNS活用を紹介する。

同社は、2013年12月より写真の撮影・共有が気軽にできるSNS「インスタグラム」を活用したユーザーとのコミュニケーションを導入している。これは、実際の宿泊者がインスタグラムを利用して撮影した写真を、同社のホテル紹介サイトで掲載するというもの。これまで、企業側が発信したギャラリーサイトと一般ユーザーの口コミやブログなどでホテルの評判を確認していた旅行者が、ひとつの場所で両方を閲覧することができる取組みだ。


WIT Japanでの様子

櫻井氏によると、肖像権や商標権などの問題で掲載できない画像もあるため、ユーザーが投稿した画像は、すべて同社が人の目を介して必ずチェックして掲載しているという。ユーザーからの投稿されている写真画像は膨大で、かなりの手間がかかる取組みだが、櫻井氏によると「その影響力はかなり大きい」という。

画像を解析すると、これまで4万件のジオタグ(撮影された位置情報)が集積。また、同社が従来掲載していた全画像と比較して、掲載する写真画像数が3割ほど増えたという。櫻井氏は、旅行者が見ているのは「他の他旅行者がどのような体験をしたか」という点だと語り、旅行者のホテル選びの一助になっていることに自信を示した。

(トラベルボイス編集部:山岡薫)

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