2013年度の国内宿泊旅行は過去4年間で最高値、個人旅行6兆1215億円・パック旅行1兆1906億円に —じゃらん宿泊旅行調査2014

リクルートライフスタイルの「じゃらん宿泊旅行調査2014」によると、2013年度(2013年4月~2014年3月)の国内宿泊旅行(観光のみ)実施率は57.5%で、前年度から1.7ポイント増加した。延べ宿泊数(人泊)は6.5%増の約2億4972万人泊、旅行にかかる費用総額は5.5%増の約7.3兆円となり、2010年度以降では最高値と推計。ただし、リーマンショック以前の水準(のべ宿泊旅行者数3億人前後、費用総額8億円台)には戻っていない。

旅行費用で旅行形態を見ると、個人旅行が6兆1215億円で83.7%、パック旅行が1兆1906億円で16.3%となった。手配比率は個人旅行が88.4%で前年より0.5ポイント低下したものの、傾向に大きな変化はない。

同行者では、「夫婦二人」が24.8%と最も多く、次いで「一人旅」が15.4%で2番目に多かった。一人旅は調査開始以来9年連続で増加しており、今年も0.9ポイント増で最も増加率が高かった。一人旅経験者を性年代別でみると、男性の方が女性よりも多く、特に20歳~34歳は26.1%、35歳~49歳は21.9%と、若い世代の方が多い結果となった。

(トラベルボイス編集部)

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