ANA、2014年下期の輸送計画を一部変更、羽田国内線の再強化でデュアルハブ増強へ

全日空(NH)は、2014年度下期の航空輸送事業計画の一部変更を発表した。国内線では羽田路線を拡充。中部線を1日1便で新設するほか、沖縄線、岡山線、石垣線はそれぞれ1日1便増便する。また、伊丹/福岡線、福岡/沖縄線も増便する。

新設の中部の国内線は、ソウルやミュンヘンなど国際線5路線からの接続と、上海、ジャカルタなど9路線への乗継が可能。国内線ネットワークの充実を図り、首都圏空港を中心としたデュアルハブモデルの増強を推進していく。

一方、羽田/山口宇部線、伊丹/札幌線、沖縄線、仙台/札幌線では、それぞれ1日1便~2便減便する。

国際線では訪日需要や季節波動による需要環境に応じ、アジア・中国路線で需給適合を図る。成田/成都線は冬季期間、現行の週7便から週4便に減便するほか、羽田/台北線(松山)、マニラ線、ソウル線(金浦)、成田/上海線では需要に応じた機材変更を行なう。

なお、2014年8月7日に運航を開始したボーイングB787-9型機は、2014年度内にあと2機の受領を計画している。2015年春からは国際線での運航を予定している。

(トラベルボイス編集部)

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