東急電鉄「テコプラザ」全14店舗がJTB総合提携店に、沿線のシニア層向けコンサル販売強化

ジェイティービー(JTB)と東京急行電鉄(東急電鉄)は旅行部門のアライアンスを強化し、東急電鉄直営の「東急旅行センター テコプラザ」をJTB総合提携店「東急トラベルサロン」として展開する。2015年3月以降、テコプラザ全14店舗を順次リニューアルし、2016年4月以降は全店舗を東急トラベルサロンとする予定だ。

今回の取組みは、東急線沿線のアクティブで裕福なシニア層に、質の高いサービスを提供することが目的。旅行業界ではインターネット販売が拡大するものの、シニア層を中心に店舗でのコンサルティングに対する要望は強く、東急沿線エリアで需要が高まると期待する。

すでに東急電鉄では2009年10月、たまプラーザにJTBの商品やサービスをフルラインナップで揃えた「東急トラベルサロン」1号店をオープン。2014年5月にはあざみ野駅のテコプラザを2号店としてリニューアルしていた。さらに今回のアライアンス強化では、JTBとの連携を深化。TOKYUポイントの加算など従来のテコプラザのサービスを継続しつつ、さらなるサービス向上や東急線沿線のJTB店舗との合同説明会やイベントを開催していく。

なお、両社のアライアンスはインバウンドにも拡大。東急グループの商業施設や宿泊施設などの利用拡大にも取り組んでいく予定だ。

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