スカイマーク、ブランド再生支援企業にティ・ワイ・オー(TYO)が決定、投融資なしで関連スタッフやノウハウを無償提供

民事再生手続き中のスカイマークは2015年3月6日、ブランド再生に関する業務再生支援企業として、広告事業を行うティー・ワイ・オー(TYO)が決定したと発表した。今後はティー・ワイ・オーによるアドバイスのもと、「新たなスカイマーク」ブランドを構築していくことになる。 *画像はスカイマーク社ウェブサイトより転載。

ティー・ワイ・オーは、1982年に設立された広告コンテンツの戦略・企画・制作事業を中心とする東証一部上場企業。代表は吉田博昭氏で、グループ内で700名のクリエイターを率いており、そこから生まれるアイデアから引き出した商品の魅力やブランドを販売促進の枠組みに強みを持つ。主要取引先としては、電通、博報堂、アサツーディ・ケイなど大手広告代理店のほか、不動産、小売業、自動車など各業界の大手企業との取引実績も豊富。

今回の支援は投融資を伴わないもので、スカイマークのブランド再生に関する「ブランドアイデンティティ」「コミュニケーション」「プロモーション」「サービス開発」などの領域を対象に、ティー・ワイ・オーは無償でクリエイターや関連スタッフ、ノウハウを提供することになる。

なお、ティー・ワイ・オーの社名「TYO」は、航空会社が"東京"を表すために用いる都市コードに由来するもの。日本を代表する東京から世界にメッセージを発信できるようなクリエイティブエージェンシーになることを目指す意味が込められている。


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