ジャルパック、4月以降の海外旅行は新企画やタビナカ充実で品質向上へ、2015年下期は7%減

ジャルパックは、2016年上期のJALパック海外商品の発売を開始した。新商品は、JALパックならではの新企画のほか、添乗員同行コースの拡充、タビナカのサービスなど、さらなる品質向上を図ったのがポイント。

例えば新企画では、記念日旅行などで利用できる「アニバーサリープラン」や「ホテルディナー」などを設定。ハワイではクルーザーやトロリーを貸し切るプランなどを用意し、トロリーチャーターでは記念撮影に適した夕やけスポットにも案内する。

また、ヨーロッパでは1日の移動距離を350キロまで、1グループは最大20名までとする新コンセプト“ゆったり”を楽しむ旅シリーズを設定。プレミアムエコノミーまたはビジネスクラスを利用し、バスは1人につき2席、ホテル発着時間は9時から17時までなど、タビナカの過ごし方にもゆとりを持たせ、シニアを中心に訴求していく。

アジアでも添乗員同行日を拡充し、全11コースで添乗員同行・女性一人出発日を設定。また、アジアの混乗コースでは全ホテルの客室に加え、観光中のWi-Fi利用も可能とするなど(韓国・香港・マカオ除く)、現地滞在中のタビナカのサービス向上も図った。

このほか、JAL新路線のダラス・フォートワース線を利用したアメリカ南部周遊ツアーも新たに設定している。


2015年下期は7%減、16年上期も同規模で計画

2015年下期の取扱人数は、前年比7%減の10万1000人となる見込み。円安や訪日需要の急増に加え、11月のパリ同時テロ事件により、ヨーロッパが13%減になるなど大きく落ち込んだ。下期に前年を上回ったのは、アメリカのみ。ハワイとオセアニアが1%減でほぼ前年並みのほか、ミクロネシアが9%減の1ケタ減にとどまった。

2016年上期は3%減の10万1000人で、2015年下期と同規模の人数を見込む。訪日需要が引き続き拡大すると想定するほか、ハワイでは機材仕様の変更による座席仕入れの変化などを理由に14%減の3万9000人と2ケタ減と設定したのが影響した。海外旅行マーケットは引き続き厳しい状況が続くと見るなか、安心・安全・高品質といった商品価値を向上し、取り込みを図る方針だ。


【ジャルパック 2015年下期見込みと2016年上期目標(人数)】

ジャルパック発表資料

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