災害時の安否確認サービスで対応言語を拡充、中国・韓国語での情報検索も可能に ―NTTレゾナント

NTTレゾナントはこのほど、災害発生時の安否確認サービス「J-anpi」の外国語対応範囲を拡充した。これまでの日本語・英語に加え、中国語(簡体語・繁体語)と韓国語での利用が可能となった。

このサービスは、日本で災害が起きた際に使用できるもの。安否を確認したい人の氏名や電話番号を入力することで、通信キャリア各社が提供する安否確認サービス「災害伝言板」や「Web171」、グーグルの同サービス「パーソンファインダー」に登録された情報をまとめて検索できる。検索結果には「無事です」といった簡単なコメントや避難場所などが表示されるため、日本国内での利用のほか、母国にいる家族や知人が現地から安否を確認できるメリットがある。

韓国語での利用イメージは以下のとおり。

NTTレゾナント:報道資料より

5年前の東日本大震災の際、日本に滞在中の外国人観光客や留学生が安否確認の問い合わせが大使館や旅行会社に殺到。NTTレゾナントではその混乱を少しでも避けるためにサービスを拡充。今回追加した中国・韓国語に加え、多言語対応をさらに進めていく計画としている。

下記ページから、体験版を利用することができる。

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