沖縄のGWホテル空室に変化、今年は在庫にゆとりで県民限定プランを発表 ―ちゅらとく

沖縄県民限定のホテル・レジャー予約サイト「ちゅらとく」はこのほど、県内ホテルを対象に、2016年ゴールデンウイーク期間の県民特別料金を設定した。県内ホテルの空室率改善に向けたサポート強化を進めるもの。

沖縄では現在、外国人旅行者の急増にともなう宿泊単価の上昇傾向がみられ、その割高感により国内利用者の減少が懸念される状況。同社によると、特に2016年はゴールデンウイークでも宿泊可能なホテルが存在する様子も見受けられるという。

同社が運営する「ちゅらとく」は、もともと沖縄の観光オフシーズンの集客のためにスタートした沖縄県在住者限定サイト。県外の観光客に販売しきれなかった空室を県内在住者に限定して低価格で提供することで利用機会を創出してきた。例年、ゴールデンウイーク機関に県民向けプランが発表されることは稀だったが、今年はゴールデンウィーク期間のホテル空室が目立ち、プラン発表に踏み切った。

県民約13.5万人の会員を持つ同サイトでは、多数の県内リゾートホテルと連携して沖縄県民限定の特別プランを設定。ホテルの空室改善や、県民レジャーの充実を推進する。

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