楽天トラベルのインバウンド取扱状況、夏の予約は約9割増、予約1位は北海道、伸び率1位は京都府に

楽天トラベルは2016年7月14日~8月31日を対象に、「2016年夏の訪日旅行(インバウンド)ランキング」を発表した。外国語サイト経由の予約人泊数をもとにしたもので、期間中の訪日旅行は前年比88.7%増と大幅に増加。行き先別の予約人泊数1位は北海道、伸び率1位は京都府(前年比213.7%増)となった。ランキング結果は最下段に記載。

このうち、伸び率ランキングについては、500人泊以上のエリアを対象に集計。1位の京都は日本三大祭りでもある京都の夏の風物詩「祇園祭」の宵山期間を中心に予約が伸長した。特に京都駅周辺は265.1%増、河原町・烏丸・四条大宮周辺エリアは224.1%増と、人気が集まっている。

また、2位の福岡県(191.7%増)はキャナルシティ博多や今年4月に天神にオープンした空港型免税店などショッピング目的の旅行が人気で、特に福岡市内エリアが212.7%増と好調。

3位の香川県(146.6%増)は7月18日から開催の「瀬戸内国際芸術祭2016」にあわせ予約が伸びた。香川県で最も予約数が多い宿泊施設は、芸術祭会場である離島地区(小豆島・直島)エリアの「直島ふるさと海の家 つつじ荘」で、モンゴル式テント「パオ」のプランが人気だという。


【2016年 夏の訪日旅行・行き先別 予約人泊数ランキングTOP5】

(順位:都道府県名)

1位:北海道

2位:東京都
3位:大阪府
4位:沖縄県
5位:京都府

【2016年 夏の訪日旅行・行き先別 伸び率ランキングTOP10】

(順位:都道府県名/前年同期比)

1位:京都府/213.7%増

2位:福岡県/191.7%増
3位:香川県/146.6%増
4位:東京都/126.1%増
5位:沖縄県/105.0%増
6位:岐阜県/101.0%増
7位:神奈川県/79.7%増
8位:和歌山県/76.5%増
9位:大阪府/68.5%増
10位:北海道/64.7%増

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