宿泊業の経営者向け講座が3大学で開講へ、和歌山大学ではOTA関係の科目も、受講料は無料

小樽商科大学と和歌山大学、大分大学は2016年10月より、国内の宿泊施設経営者や後継者、経営幹部候補者向けの社会人公開講座「観光産業を担う中核人材育成講座」を開講する。財務・管理会計、マーケティング、ブランディングといった分野を広く扱うもの。受講費用は無料。講座修了者には観光庁長官と各学長連名の修了証が発行される。

カリキュラム詳細は大学によって異なる。例えば小樽商科大学の開講は10月11日から2017年3月10日まで。「観光政策と戦略、マーケティング」「財務分析、現場視察を兼ねた特殊講義」「ビジネスプラン発表会と特別講演」の3タームに分け、ザ・ウィンザーホテル洞爺での宿泊研修も含める。

和歌山大学では、10月8日から12月17日までの5日間に実施。観光政策に関する講義のほか、旅行業・宿泊業・OTAの関係を分析する科目なども含まれる見通し。

大分大学では、2017年2月6日から16日までの4日間に開講。グループワークを交え、大学教授・准教授による人材育成や資金調達関連講義も予定する。

受講申し込みはプログラムの全日程に参加可能であることが条件。いずれの大学も受講応募締め切りは9月30日。カリキュラム詳細や申し込み用紙付きパンフレットは以下からダウンロードできる。

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