ヤマト運輸と福井県、観光PRで連携、広告入り「送り状」や手ぶら観光支援など

ヤマト運輸は2016年9月5日、福井県のブランド発信・観光PRに関して連携協定を締結した。これは、ヤマト運輸が行政や地方自治体と連携して地域活性化に取り組む「プロジェクトG」の一環。今後は特産品の販路拡大や宅配便のパッケージなどを活用した福井の観光PRを官民共同で展開。さらに、福井を訪れた旅行者に向けた手ぶら観光サービスを提供していく計画だ。

※写真は協定締結式の様子。左から、ヤマト運輸キャラクター「クロネコ」、ヤマト運輸 福井主管支店長 松田守弘氏、福井県観光営業部長 佐々木康男氏、福井県公式恐竜ブランド「ジュラチック」キャラクター「サウタン」、「ラプト」、「ティッチー」。

具体的には、ヤマト運輸が福井県の観光PR広告を含めた送り状を作成するほか、宅配便送付に利用できる「ご当地手提げ袋」「ご当地BOX」などを販売。また、小さな荷物を送付できる「宅急便コンパクト」では、越前そばや福井梅、羽二重餅といった福井の特産品詰め合わせセットを開発し、福井駅近くのビル「ハピリン」内の店舗で販売する予定。11月からは恐竜で有名な福井県のキャラクター「ジュラチック」をデザインしたご当地BOXを使用し、お土産品として利用しやすくする。

手ぶら観光サービスは、午前中に預かった荷物を当日中に宿泊施設に配送。「ハピリン」内にある宅配便カウンターでサービス開始し、今後受付拠点を拡充していく。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…