エクスペディア、主要10か国からのインバウンド予約動向を発表、伸び率トップはカナダ、キャンセル率が一番低いのは?

エクスペディア・グループはこのほど訪日外国人旅行者の最新予約動向を発表した。同社サービスの成約実績データに基づき、訪日需要が高い上位10か国・地域(香港、韓国、米国、台湾、オーストラリア、シンガポール、カナダ、タイ、英国、中国)について分析したもの。

それによると、分析対象となった10か国・地域のうち、訪日需要の増加率が最大だったのはカナダ(前年比45%増)。次いで、韓国と米国が40%増、香港が35%増、シンガポールが30%増、台湾が25%増の順。中国は10位に。

また、訪日外国人の需要が最も多かった時期は4月で、全訪日旅行者数の約1割がこの季節に集中。利用した宿泊施設のカテゴリーは、4つ星が20%、3つ星が70%弱だった。

同社によれば、長距離市場である米・英・カナダからの旅行者は滞在期間が長いだけであく平均客室単価も高め。例えば米国からの旅行者が払った旅行料金は日本人旅行者よりも4割高かった。一方、カナダ人旅行者はサイトで展開されているプロモーションの利用率が85%増と急増。英国は10か国のうち最もキャンセル率が低かったという。

近距離市場である香港、韓国、シンガポールは、10か国・地域全体の約3分の2を占めた。日本国内で訪問した地域は広範囲にわたり、東京が占める割合は全体の3分の1にとどまった。また、近距離市場のうち、もっとも客室単価が高いのはシンガポールだった。

なお、予約日からチェックイン日までの日数(リードタイム)を比較すると、米国は日本人の約2倍の平均40日、カナダは50日、英国は55日といずれも長め。香港は近距離からの旅行にも関わらず平均55日、シンガポールも56日と長く、韓国は30日以下と短かった。

この調査は、同社が提供する旅行予約サイト「Expedia.com」「Hotels.com」「AirAsiaGo」「Travelocity.com」「Orbitz.com」を通じた成約ベースのデータを対象に分析したもの。対象期間は2016年7月1日から2017年6月30日まで。

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