ウィラー、ベトナムに新会社、タクシー最大手とAIや自動運転で交通サービス開発へ

高速路線バスのウィラーは、ベトナムに新会社「MaiLinh-WILLER LCC」を設立した。ベトナム最大手のタクシー会社Mai Linh Group Joint Stock Company(マイリングループ)との合弁で、今夏にはホーチミンやハノイ、ダナンからサービスを開始。今後はベトナム全域に広げる予定だ。

マイリングループはベトナム全63省・中央直轄市のうち53省でタクシー約1万5000台を運行。さらにバイクタクシーやバス、レンタカーも手掛けており、EV自動車開発などのテクノロジー導入にも積極的だ。

新会社の設立は、AI(人工知能)やEV、自動運転など、交通事業を取り巻く技術革新を踏まえ、新たなサービス開発に取り組むことで合意したもの。今後、ウィラーのテクノロジーとマーケティング力、マイリングループの輸送力とブランド力を組み合わせ、日本品質の革新的な移動サービスをベトナムで創造するとしている。

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