ホテルで処分されるシーツなどを子供用パジャマに再生、ウェスティンホテルが社会貢献活動プロジェクトで

マリオット・インターナショナル傘下のウェスティンホテル&リゾートはこのほど、処分対象のベッドリネンに手を加えて縫い直し、世界の子供たちのパジャマにするプロジェクトを開始した。

これは、ウェスティンが地域や社会に貢献する取り組みとして進める「より良い睡眠」を支援する活動の一環。第一弾として、慈善団体を通じ、十分な睡眠をとることが困難な状況下で支援を必要としている子供たちに1500着のパジャマを配布する予定だ。

ウェスティンでは、移動や時差などによるストレスや疲れに着目し、ウェルビーイング(身体、精神、社会的に良好な状態)を維持できるようにする持続可能(サステナブル)なキャンペーン「Let's Rise(レッツ・ライズ、この高揚をあなたに)」を展開。社員へのアイデア募集もおこなっており、今回の取り組みも社員からの提案にもとづくものという。

プロジェクトでは、石鹸のリサイクルプログラムを進める「クリーン・ザ・ワールド」社とテクノロジー企業ダイヴァージェント・エナジーと共同でシステムを開発。世界中の50のウェスティンホテルから提供された約13.6トンにのぼるベッドリネンが活用される見通しだ。

Let's Rise キャンペーン

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