クラウドSIMで海外旅行者のタビナカを快適に、エス・ティー・ワールドがツアー客に無料貸出し、ビジョン社の旅行会社向け新プランで

海外用Wi-Fiルーターのレンタルサービス「グローバルWiFi」を手掛けるビジョン社は、同サービスを旅行会社が自社の旅行商品に組み込み、販売する新ソリューションの提供を開始する。このほど、エス・ティー・ワールドが提携1社目として、同ソリューションを採用。2018年6月1日以降の対象ツアーの予約に対し、海外Wi-Fiルーター無料レンタルサービス提供する。

今回のソリューションで使用するWi-Fiルーターは、クラウドSIMを採用。旅行商品に組み込む形で一定のデータ量を無料付与、利用者が必要に応じて希望のデータ通信量を専用アプリで追加購入できる仕組みとした。また、クラウドSIMの対象エリア内であれば専用アプリで登録することで追加料金なしに利用できるため、フライトの経由地などでも利用できるのも特徴だ。

発表資料より

採用するエス・ティー・ワールドでは創業30周年記念として、同サービスを活用。対象ツアーのグループに1台ルーターを貸し出し、参加者1人当たり500MBを無料で提供する。専用アプリでエス・ティー・ワールドの各サイトに直接リンクできるようにし、緊急時の問い合わせ利便を向上させるほか、旅行中のオプショナルツアーの追加購入や各種情報配信も行なう。Wi-Fiルーターの提供は、同社が提供するツアー方面の70%が対象となる予定だ。

両社の取り組みの背景には、OTAの進展によって、より工夫を凝らしたサービス提供が求められている旅行会社と、スマートフォンの普及によって、サービスや品質の独自性が求められるようになったWi-Fiルーターレンタル会社の、双方の課題解決を図る手段としての期待がある。

エス・ティー・ワールドではOTAの台頭に対し、旅行会社の新たな価値として海外支店と連携したサービスの充実を追及しているところ。現地での通信の課題をクリアすることで、海外旅行のタビナカにおけるサービスの拡充を図っていく。

ビジョンでは旅行会社に対し、従来の海外Wi-Fiレンタルの取次ぎだけでなく、顧客の海外旅行をさらに快適する手段として、今回の新ソリューションを提案。引き続き、サービスと接続可能エリアの拡大など品質向上を図り、世界中で快適なモバイルインターネット接続環境の提供に努めていくとしている。

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