石川県粟津温泉の老舗旅館「かめたに」が破産開始、負債総額は1億5000万円 ―東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、石川県小松市・粟津温泉の老舗旅館「かめたに」が2018年8月1日に破産開始決定を受けた。負債総額は約1億5000万円。

同旅館の創業は1890年(明治23年)。源泉かけ流しの宿として知名度をもち、客室18室と小規模ながらピーク時には売上高約2億円を計上していた。しかし、個人消費の冷え込みや団体客の減少、地元粟津温泉自体の集客力低下などが影響して業績は低調で推移。さらに金融債務の返済にも支障をきたすようになり2017年9月期の売上高は5000万円まで低下しており、その後も業況が回復することなく2018年6月30日までに事業停止の措置をとった。

なお、2018年8月22日現在、同旅館のホームページは引き続き運営されているが予約はできない状態。また、ブログでは7月2日付で館主が閉館にともなうメッセージを投稿。長年にわたる謝辞に加え「お湯を守って下さいとのお言葉をたくさん頂きましたが、最後まで守れず誠に申し訳ございません」とのお詫びの言葉が述べられている。

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