JAL、CO2削減でバイオジェット燃料実用化を推進、米企業に9億円出資

日本航空(JAL)はこのほど、米国バイオジェット燃料製造会社フルクラム(Fulcrum BioEnergy)への出資を決めた。株式会社海外交通・都市開発事業支援機構、丸紅と共同でフルクラム社の株式の一部を取得するもの。JALの出資分は約9億円。

国際民間航空機関(ICAO)が定める国際航空分野のCO2排出量削減の方針に合わせ、バイオジェット燃料の実用化に取り組むもの。同社の中期経営計画ローリングプランで掲げた「SDGsを始めとする社会の課題解決へ貢献」の実現を目指す。

フルクラム社は一般廃棄物を原料としたバイオジェット燃料を製造。米国内の空港へ運搬・供給する事業を通じて、バイオジェット燃料の実用化を推進する。現在、第1号プラントを建設中で、2020年の運転開始を予定している。

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