デルタ航空が米国初の顔認証の技術導入、搭乗時間が一人あたり2秒短縮、チェックインや預け入れ荷物カウンターでも

デルタ航空(DL)はこのほど、アトランタ国際空港で米国初となる生体認証技術を導入したターミナルを公開した。DLのCOOジル・ウエスト氏は、2019年に同社のハブ空港であるデトロイト空港のターミナルでも、フルスケールの生体認証サービスを開始するとしている。

セルフサービスのチェックイン機などで顔認証オプションを10月中旬から部分的に開始したところ、1週間で約2万5000人の国際線搭乗客のほとんどが顔認証を選択。利用しなかった搭乗客は2%以下だった。初期データでは、顔認証を利用した場合、搭乗時にかかる時間が一人あたり平均2秒短縮され、ワイドボディー機の搭乗時間が9分短縮されるという。

顔認証を導入する場所は以下のとおり。

  • 出発ロビーに設置されているセルフサービスのチェックイン機
  • 出発ロビーの預け入れ手荷物カウンター
  • 手荷物保安検査場
  • 国際線ターミナルFコンコースの搭乗ゲート
  • 国際線ターミナルFコンコース国際線到着便の入国審査

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