「稼ぐ古墳」で地域活性化を、宮崎県「新田原古墳群」で地域体験プログラムを開発、訪日客を中心に展開へ

宮崎県児湯郡の「こゆ地域づくり推進機構」は、同県の新田原(にゅうたばる)古墳群を通じた地域体験プログラムを展開する。自然環境と歴史文化を観光客に伝える「エコツーリズム」の一環として提供するもの。このほど開設したブランドサイトを通じ、「稼ぐ古墳」としてインバウンド旅行者を中心に展開し、地域経済活性化につなげる。

新田原古墳群は2018年5月に日本遺産に認定されたもの。今回の取り組みでは、古墳を地域体験の場として再定義し、ほかの地域では体験できないようなプログラムを用意。ウェブサイト上ではその歴史的価値をはじめ、地形、景観なども活用した情報提供をおこなう。

また、2019年4月に古墳群の周辺にオープンする古民家ゲストハウスのほか、日本茶専門店、茶畑などのコンテンツも利用。企業研修や野点(のだて)、ヨガ・マインドフルネス、サイクリングといったプログラムを用意する。

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