羽田空港・国内線発着枠配分の基本方針、国交省が取りまとめ、「6社全社から1枠以上を回収」など

国土交通省はこのほど、2020年以降の羽田空港の国内線発着枠配分の見直しに関する方針を発表した。2020年1月に混雑空港の使用許可期限が到来することに備え、発着枠見直しの基本的考え方を整理したもの。「羽田発着枠配分基準検討小委員会」によって7回にわたって検討した結果を報告書としてとりまとめた。

報告書では、今回の発着枠回収のありかたとして、既存ネットワークへの影響などを考慮したうえで「羽田空港に既就航の6社全社から定率5%程度(各社少なくとも1枠)」を回収する方針。また、定められた一定期間に発着枠が使用されない場合はその枠を回収するものとした。

また、新たに「新規参入枠」を新設し、将来的に羽田空港に新たに参入する航空会社が表れた場合に優先的に配分することも決定。

そのほか、地域の主体的な取り組み促進とインバウンド旅行者の一層の地方誘客などを目的とする「羽田発着枠制作コンテスト枠」を数枠増加。対象路線の拡大や、当初配分期間を現在の2年から3年に延長するなど、制度を見直す。

なお、発着枠の再配分については、地方枠(非幹線)とすることで、地方航空ネットワークの維持拡充や外国人旅行者の地方誘客につなげる。また、評価項目や配転方法についても見直しを行うものとした。

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